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口腔外科

骨に直接人工歯根を埋め込んで人工の歯を装着するインプラントや、多くの歯科医院では扱っていない親知らずの抜歯などの高度な治療になります。


インプラント
インプラントとは、失われた歯の代わりに人工の歯根(インプラント)を手術により植え、しっかりと顎(あご)の骨と結合させた後、その上に人工の歯を装着する治療です。
入れ歯のようながたつきや違和感がなく、天然の歯のように噛むことができるようになります。
また、インプラント治療は顎の骨にインプラントを埋め込んでいるため単独で歯として成立していますので、ブリッジのように隣の健康な歯を削る必要がありません。

インプラント治療の流れ
STEP1診査・診断
レントゲン撮影、全身の既往歴、骨の量などの診査・診断を行い、治療計画を立てた上でインプラント治療についてご説明いたします。患者様の納得をいただき治療を進めて行きます。
STEP2インプラント埋め込み手術
局所麻酔を施し、顎の骨を削ってインプラントを埋め込み、歯肉を閉じます。
顎の骨とインプラントが結合するまで治癒期間(埋め込み後3~5ヶ月)を設けます。
この間、必要に応じて仮の歯を入れますので日常生活に支障はありません。
STEP3支台部はめ込み手術
局所麻酔を施し、歯肉を開いてインプラントに支台部をはめ込みます。
3週間から1ヶ月おいて歯肉の治癒を待ちます。
step2同様、必要に応じて仮の歯を入れますので日常生活に支障はありません。
STEP4新しい歯の製作と装着
支台部に合わせて型を取り、型に従って人工の歯を製作します。
人工の歯を支台部に取り付けて完成です。
STEP5メンテナンス
インプラントを長持ちさせるには治療後のお手入れが大切です。正しいブラッシングを行い歯垢や歯石の沈着を予防します。
インプラントは虫歯になりませんが、周囲の歯ぐきに歯周病が起きる可能性があります。
3ヶ月から半年に一度は定期健診・歯科医院でのクリーニングを受けましょう。
親知らずの抜歯
親知らずが他の歯と同じように正しく生えていれば良いのですが、横倒しや斜めになって、虫歯を誘発したり、隣の歯を押したりして日常的に痛みが出るというケースがあります。
治療としては抜歯となりますが、こういった親知らずが原因のトラブルは多くの歯科医院では治療の対象外で、大学病院の口腔外科でないと対応できません。
当院では、この親知らずの抜歯も行っておりますので、気になる方はご相談ください。
なお、他院で治療中の方、他医療機関への紹介状をお持ちの方は、当院において抜歯処置ができない場合もございますので、事前にご相談ください。